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辻さんのどうしようもない日々を綴ったもの。創作・ゲーム・アニメなんかについて。気が向くとレヴューとか書くよ。内輪のヒトしか分かんないね。内輪のヒトでも分かんないね。


by Garden-of-Delight
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藍原新についての覚書

※いつにもまして独りよがりな内容注意。
以前の日記参照する話多し。すいません。



藍原新についての覚書_c0025660_223668.jpg

名残雪を踏み 歩き出す
歌声は遠のいてゆく
もうじきに 見えなくなるが
確と焼き付けた 過去の夢

ここから先は 景色も変わる
窓の向こうで あの日が薄れていた

身の丈も足りない頃の 空は果て無く限りなく
この旅がやがて過ぎれば また春を飾るのだろうか

何ひとつ 叶えられずに
いくらでも荷を背負い込んで
終わるような また来るような
予感の中に夜も明けた

椿屋四重奏 「十色の風」より


16日にやった百舌シナリオのログをまとめ終わって一人で萌えてた。この人は全くの朴念仁で研究のことに没頭してばっかりだったんだけど、混血で冷遇されて育った彼を母親以外で気遣ってくれたのはメリーアンだけだったので、出資してくれてる限りは頑張って成果を出したいっていう、彼なりの愛情の表れだったのかもしれない。結局それも報われず二人とも若くして焼死しちゃうんだけどな……。それが約二百年たって、2人の記憶を持つ別生物として再会を果たして、何の制約も無くなったんだから正に運命の出会いとばかりに結ばれちゃえばいいのに、百舌自身の慕情ともつかないような幼い感情に振り回されてどうしていいか分からないんですね。すいません独りよがりで。萌え。
そんなことをつらつら考えながら新くん描いて見ました。まあまんま百舌。帽子無いと個性無いですね。小袖の上に白衣を着せたのはただの趣味です。私とメリーアンの。っつか時代考証とか考えるほどに頭が痛くなって恥ずかしくなってくるので……wwww

当時は飢饉の真っ最中で世の中も荒れてて社会不安が多かったんですよね。そういう中で色んな差別や虐待と戦いながら必死に自分の居場所を探して、それが結果自分の首を絞めてしまった……っていうドン暗な状況。救い無さ過ぎですね。その分百舌の最期が報われたものであることを願います。
by Garden-of-Delight | 2007-05-31 02:03 | TRPG