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辻さんのどうしようもない日々を綴ったもの。創作・ゲーム・アニメなんかについて。気が向くとレヴューとか書くよ。内輪のヒトしか分かんないね。内輪のヒトでも分かんないね。


by Garden-of-Delight
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メモ。

てんらわやるの?やるんならこんなのやりたいなメモー


黒曜  本名:真地鉤 斎 (まじち いつき)
蟲使い(残り二つ未定)

真地鉤家は代々占術や呪術を行う家系である。その家の娘がどこのものか分からないものの子を身罷ってしまった。母親は子を産むとすぐに事切れ、赤子は異形の姿で生み落とされた。その子が斎であり、外聞を気にした親族たちにより生まれて以来9歳になるまで座敷牢から出されずに育てられた。
そして9歳になった折、若い当主(斎の母親の兄、つまり伯父に当たる人物)は疎ましく思った斎を、真地鉤家が神とする「巫蟲螟姫」に捧げる人身御供として選び出した、という名目で殺そうと計画した。厄介者である斎の処分に反対するものはおらず、幼い斎は毒百足や大蛞蝓の犇く穴に落とされ、生きたまま臓腑を貪られるという責め苦を味わった。本来なら死んでミサキ(使役霊・この場合は呪殺を請け負う悪霊)となるところだが、信じられないことに生き延びてしまう。穴を這い出た斎は五臓のほとんどと四肢とを蟲に食い破られたが、想像を絶する苦痛に耐え蟲達を逆に従えることに成功した。失われた体躯を蟲の組織によって補い、何とか人としての機能を取り戻したのである。しかし毒蟲の影響でその顔は二目と見られない醜い姿になってしまった。
5年の後、真地鉤家は家人が全て死に絶え瓦解しているが、「返りの風に吹かれた(※呪いが還ってきたという意味)」という噂のかげには一人の男の姿があった。「真地鉤の一族を憎む黒い仮面の男が呪を返した」というものである。
黒い仮面を被った邪術師の噂が貴族を震わせるようになったのは、この頃である。


黒い仮面と丈の長い黒衣を常に纏っている。体が毒気を帯びている為、生命力の弱い動植物は触れただけで死なせてしまう。仮面を人前で外すことは無い。
人となりは心優しく、弱者を見捨てることはけしてしない。もの言いはやや遠まわしで、乱暴な人物を嫌う。場合によっては揶揄するような態度をとるかもしれない。

余談だが、「真地鉤」は本来「蟲鉤」と書いた。鈎針を持つ虫を殺し呪に使用していた
シャーマンの一族の家系だったためである。……この設定とかミサキの解釈とかその辺は見れば分かるけど全部創作です、すいません。こんなのOK出すGMいるんでしょうか、いたらやりたいけど。趣味に走りましたすいません。

ちなみに参考にしたのは「犬神博士」などにも出ている「巫蟲呪い」の話(ふこのろいって読む。ナゼかものすごく好きな呪い)とそういう拷問を合わせた創作。「無限の住人」の卍の体に宿る「血仙蟲(卍の体の機能を代替し、傷などを塞いでしまう)」。ミサキの話は、日本全国に残るオンザキ信仰の話と、アラブの精霊「ジン」の一種である「イフリート」の悪霊としての側面を重ねたイメージからの創作。そしてもちろん、ゲーム「蟲使い」!!!
何か裏設定とかいっぱいありそうだけどこんなもんにしときます。

更に余談だけど、「貧鉤」でまじち、と読む言葉なら実際にあります。ほんとにこんなキャラ拾ってくれるGMいたらやりたいっす。ダーク好きでごめんね!!!(゜∀゚)
by Garden-of-Delight | 2007-07-15 00:57 | TRPG